ブルースハープ

僕の趣味の1つに【ブルースハープ】がある。まぁ、いわゆるハーモニカなんですが、
高校2年生の時からですから、かれこれ17年の付き合いになります。
プロを目指してコピーバンドをやってたわけでもなく、好きなミュージシャンの曲を
コピーして吹いてただけなんですよね。今も相変わらずです・・・


学生時代に東京の中野に住んでいた頃、
家の近くの沼袋公園で友人達と花火をして遊んで
いた時に(ホントは、やっちゃダメだったらしい)
自作の曲をアコギとブルースハープで熱唱する
当時22・3歳の兄ちゃんに出合った。
一緒にいた友人が話し掛けてみると、笑顔で
『コレでメシを喰ってくんだ。』と熱く語ってくれた。
007.jpg
Hohner100周年 記念モデル
しばらく話をしていると、その兄ちゃんは僕のジーパンからハミ出していた、
Hohnerのブルースハープを見つけて
『ハープやるんだね、なんか一緒にやってみようか?』とイキナリ言い出した。

自信が有ったわけじゃないが、その場の勢いと友人達から「やっちゃえよ!」と
ハヤシたてられたのもあって、その兄ちゃんとの即興セッションをする事になった。

アップアップになりながらも、ギターのフレーズをハープで追いかけて、
何とかそれらしいモノにしようと頑張ってみた。
兄ちゃんも楽しそうに演奏して、数分で終わり、
開口一番『俺より遥かにハープ上手いじゃん。俺とやらねぇ?』

この頃は、人生で一番勉強してた時期(デザインのネ)なので
『いあやぁ、僕は・・・』と笑顔でごまかし、その場をつくろうしかなかった。
兄ちゃんは、別れ際に
『お前らヒットチャート見とけよ!』と言いながら爽やかに笑っていた・・・

今になってみれば、この言葉のどこまでが本気だったのかは分からないけど
その数年後、こんな事があったのもすっかり忘れてしまってたある日、
テレビを見ていて我が目を疑った。
そこには【CROSS ROAD】という歌を熱唱する【あの兄ちゃん】がいた。


とまぁ、後半≪今になってみれば~≫からは、作り話なんですが、(ゴメンね)
今でもブルースハープを吹く時、あの時『一緒に、やりましょうか!』とか言ってたら、
『僕の人生はどんな物になってたんだろう?』とか
『あの時の兄ちゃん、音楽で、飯食ってるのかなぁ・・・』などと思ってしまいます。

| | Comments (0) | TrackBack (0)